Q1:「祈り」って何ですか?

2010年6月15日

A:人と会って、親しくなりたい時に、まず電話をかけたり、メールをおくったりしますよね。神との関係も同じです。祈りは、神とコンタクトをとることです。

つまり、静かな沈黙の中で、神と心を通い合わせることです。
会ったことも、話したこともない人と親しくなることは、できませんよね。神との関係も同じで、このような時間がとらなければ、本当に私たちを愛して下さる神を知ることはできないのではないでしょうか。
祈る時、はじめてわたしたちは、自分の心から神に語りかけ、そして神からの語りかけに耳をすませます。友達と話し合いの中で、心と心が通じてゆくように、ぜひ、神さまに、祈りという電話をかけてみてください。
「もしもし、神様ですか、私です。いつも一緒にいるはずなのに、ゆっくりお話する時間がなかったですよね。今日は、ちょっと時間をとって、直接にお話してみたいと思うんですが。。。」

「わたしにとって、祈りとは、心のほとばしりです。天に向ける素朴なまなざしです。苦しみの時も、悲しみの時も、天に向けてあげる、感謝と愛の叫びです。」リジューの聖テレーズ。